「VR-1」が生まれた1994年こそVR元年だ!

 

『VR-1』の存在自体は我々も把握していたんですが、実際にその実態を調べてみると、ぜんぜん情報が集まりませんでした……。そもそも『VR-1』とはどんなアトラクションだったのでしょうか。

速水和彦氏(以下、速水):「メガ・ヴァイザー・ディスプレイ」というヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)を着用して乗り込む8人乗りのライド(乗り物)でした。360度全方位を観られる映像と乗り物が連動して動くシューティング型のアトラクションですね。